サービスService
リアルタイムサービス(Ntrip方式)
リアルタイムサービスは電子基準点から得たデータを元に、インターネット回線を通じて補正データを配信するサービスです。
VRSサービス
お客さまの受信機に接続された携帯電話経由で観測点の概略位置を弊社センターで受信し、その概略位置を元に仮想基準点(VRS点)を生成し、補正データとしてお客様の携帯電話・インターネット回線にデータを送信するサービスです。また、弊社サービスは通常のVRS方式及びサーバ型VRS方式の両方に適合しています。
主な特長
- 地殻変動補正により最寄りの電子基準点成果(測地成果2011)に整合した補正データを生成するので、スタティック測量等との整合性が高い補正データを配信することができます。
- 弊社ホームページの「VRS構成基準局表示サービス」にて最寄電子基準点3点の確認が可能です。
- “公共測量作業規定”の“基準点測量”“地形測量及び写真測量”“応用測量”に適合しています。
RRSサービス
水色の範囲が電子基準点を中心とする10km圏内のマップで、この範囲内であればRRSサービスにてRTK-GNSSが利用可能です。
Ntripインターネット配信の特長
すでに世界標準のNtrip
Ntrip:Networked Transport of RTCM via Internet Protocol はインターネットを経由して、基地局(データセンター)や移動局でやり取りされる補正データやGNSSデータ用に設計されたRTCM専用の通信手段です。
NtripはHTTP/1.1をベースにしたオープン化されたプロトコルです。
TCP/IPを使うため、どんなモバイルIPネットワーク上でも一連のデータの流れを可能にします。
シンプルで抜群の機動性
通信カード内蔵の受信機あるいはコントローラであればストレスのない環境で、移動局側の機動性が抜群に向上。外付け通信モジュール不要・完全ケーブルレスが実現可能。
SmarTrip(Ntripデータ受信ソフトウェア)
SmarTripは、インターネット回線(Ntrip)方式を利用したパケット配信専用ソフトウェアです。
- 日本語版Android 9のOSに対応※1
- シリアルBluetoothをGNSS受信機側に取付で完全ケーブルレスが実現可能
- インターネット配信(Ntrip)なので、安価な通信費用
- 通信キャリアはお客さまの選択自由
- 高度なセキュリティを実現
- ※1SmarTripソフトウェアは、microSDメディアでのご提供となります。
こんな便利な機能も備えてます
- バックグラウンド動作(使用中に電話がかかってきても切れません)
- 簡易計測(10エポック自動計測、計測リスト表示)
- GPS/GNSSクオリティー(単独測位、FLOAT、FIX)表示
- 仮想基準点選択に自動モード(スマートフォンのGPS機能を利用)
- 仮想基準点指定固定座標入力方式(度分秒入力、度分入力)切替
- 補正データの送信フォーマットの選択(フォーマット更新に前回選択のフォーマット記憶)
- 自動再接続(アラート音によるお知らせ)
Parani SD1000設定ツールについて
Bluetooth シリアル変換アダプター「Parani SD1000」の設定ツールにつきましては、メーカー様ホームページからSoftware項目の「setup_ParaniWin-(バージョン).exe」をダウンロード、インストールしてください。
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