通信障害の詳細報告につきまして
お客様各位
2017年8月25日に発生しましたインターネット通信障害に伴い弊社位置補正情報の配信並びに後処理データダウンロードに障害が発生し、お客様各位には配信サービスが提供できない事態となりご迷惑をお掛けしましたこと、お詫び申し上げます。
今後ともGNSS位置補正情報配信のサービス向上に努めてまいります。
弊社利用の通信会社(KDDI)からの詳細報告が有りましたのでご報告いたします。
—————-KDDI報告——————————-
報告内容記載(但し不要部分は削除)
[発生日時]
事象① 2017年8月25日(金) 12:24~12:39
事象② 2017年8月25日(金) 12:24~14:59
※お客さま回線収容ルータを順次リブートし、復旧致しましたので、影響回線毎に復旧時間が異なります。
(弊社環境下では15:10頃に復旧を確認いたしました。)
[対応状況]
事象① 米国G社による経路情報追加(大量の経路情報)により、弊社インターネット網にて通信経路が国内から米国に切り替わり、お客さまインターネット通信の疎通遅延が発生致しまた。
事象② 米国G社にて追加した経路情報は削除されましたが、一部お客さまインターネット通信の疎通遅延が改善されなかったため継続調査を行いました。
調査の結果、弊社お客さま回線収容ルータの一部が大量の追加経路情報により高負荷となり、パケット転送処理の遅延が発生していることを確認できたため、対処として当該お客さま回線収容ルータの再起動を実施するとともに収容ルータの経路情報上限値設定を拡大し、通信復旧を確認致しました。
[原因]
事象① 大量の経路情報の追加により一部宛先への経路変動、それによる遅延増加が発生
事象② 大量の経路情報の追加により弊社お客さま回線収容一部ルータにて高負荷が発生
[復旧措置]
事象① 米国G社にて、追加された経路情報の削除により復旧
事象② 高負荷が発生したお客さま回線収容ルータの再起動を行い復旧再起動時に、収容ルータの経路情報上限値設定を拡大する対策を実装済み
————————————————————