よくあるご質問Q&A
- サービスの対象としているユーザは?
- GNSS受信機を用いて測量・建設・移動体計測・農業分野などでご利用になる方を対象としています。
- 対応するGNSS受信機メーカ、型式は?
- 次の機能を満たす機種であれば利用は可能ですが、事前にテストされることを推奨します。
- 単独測位したデータ(GGAフォーマット)をGPSデータセンタに送信可能な機種。
- GPSデータセンタから送信される補正データを受信可能な機種。
- VRSモードに対応している機種。
- 詳細は対応機種をご参照ください。
- 後処理解析用のデータダウンロードは、可能でしょうか?
- はい。会員様ページから後処理用データダウンロードページにアクセス後、必要なデータの月日、時刻、座標をご入力いただきます。ご指定の時刻、座標位置における補正データを作成後、ダウンロードを開始します。
- ユーザ側で用意するものは?
- ユーザ様には、次の機材をご用意いただきます。
- GNSS受信機
- GNSSコントローラ
- GNSS受信アンテナ
- スマートフォン
- 通信アダプター
- その他接続ケーブル
- 登記研究701「カウンター相談173」でネットワーク型RTK-GPS測量を行っての地積測量図を作成することはできない主旨の見解に関して実際はどうなのでしょうか?
- ユーザ様には、電子基準点を利用したリアルタイム推進協議会(一般入会63社、学校・公的機関22機関)での考え方をお知らせいたしております。詳細はこちらをご参照ください。 日本土地家屋調査士連合会通知(日調連発第283号)で「地積測量図作成におけるネットワーク型RTK-GPS測量について(通知)が平成19年11月26日に発令されております。詳細はこちらをご参照ください。
- 受信機コントローラ表示の観測状況が「RTK-FLOAT」から頻繁に「単独測位レベル」となります。このような場合は、電波障害の影響かと思われますが、他に何か考えられることはありますか?
- 観測状況が「RTK-FLOAT」から「単独測位レベル」になる状況は解析利用衛星数(観測衛星数ではない)が、4個以下の場合を指します。要因としては電波障害による影響が主なものですが、具体的には航空機が上空を通過した際、アマチュア無線(トラックなどの高出力の無線)、高圧線下、携帯電話・通信カードを用いてデータ通信に使う通信経路での障害、衛星の信号発信停止による解析衛星数の減少(4個以下)などが考えられます。
- 電波障害の有無を確認する方法は何かありますか?
- 外部から同じ周波帯の障害電波を計測する目的の電波計測器は存在しますが、実際に測量・計測に用いることは現実的ではありません。また、受信機・コントローラ等で電波障害を拾ったか拾わないか明確に客観的に判断する方法は存在しません。ただし、目安として衛星信号のS/N比(信号強度・雑音比)をP1・P2で表示しておりますので、指標にはなります。信号の数値が高いほど電波障害の影響を受けていないと一般的には判断されます。その他、外部から定常的に出ている場合には観測場所を少しずらして偏心計測することにより、直線的に伸びる’電波障害の道’を回避できる場合があります。
- Ntrip配信への接続方法は?
Ntrip配信接続設定を有するGNSS受信機は、基本的にはそのままご利用いただけますが、有しない受信機でもスマートフォンに弊社SmarTripをインストールする事によりご利用いただけます(一部機種を除く)。詳細な情報をお知りになりたい方は弊社までご連絡ください。